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ファッション業界におけるサスティナブルって?
ファッション業界でも近年、よく耳にするようになった”サスティナブル“。
サスティナブルとは、
“持続可能“や”地球環境を保全しつつ持続が可能な産業や開発“のことを言います。
ファッション業界でも環境への配慮やアニマルライツ(動物の権利や保護)、生産に関わる人々の労働環境といった観点から、サスティナブルに取り組むブランドが近年とても増えたように思います。
また消費者側も、そういったブランドを身につけていることが、ファッションとしての表現のひとつにもなっていますよね。
今回はそんな”サスティナブル”に取り組んでいるオシャレでモードな海外ブランドをご紹介します。
Stella McCartney
やはり1番最初に思いつくのはこのブランドの方も多いのではないでしょうか。
設立当初からレザーやファーなど動物由来の素材は一切使わず、リサイクル素材や再生可能な素材などの開発にも力を入れており、徹底されたサスティナブルへの姿勢を感じるブランドです。
まさに、サスティナブルラグジュアリーの先駆者と言えるでしょうね。
ACNE STUDIOS
あれ?アクネもそんなブランドだったの?と、思う方もいらっしゃるかもしれませんが、2020年に「Repurposed(リパーパスド)」というサスティナブルに特化したラインを立ち上げています。
過去のコレクションで余った生地を再利用し、ジェンダーレスかつ、シーズンレスなアイテムを展開しています。
PRADA
プラダからも「Re-Nylon」というシリーズで、代表的なナイロンを更に進化させたコレクションが2019年からスタートしています。
ここで使われるナイロン生地は、世界中の海から回収されたプラスチック、漁網、埋め立てごみ、繊維くずを再利用、浄化して作られた再生ナイロンのみを使用。
そしてこの素材は、品質を損なうことなく無限にリサイクルが可能とのこと。凄いですね。
また、カプセルコレクションの売り上げの一部は、環境の持続可能性に関連するプロジェクトに寄付されます。
Marine Serre
2017年のLVMHで見事グランプリを受賞したマリーン・セル。
アイコニックな三日月のマークが有名ですが、同ブランドの全てのコレクションは、アップサイクルされた生地と革新的な生分解性素材が使われています。
また18-19年秋冬コレクションでは45%が古着で、南仏で仕入れた古着をマリーン自身が選び、洗浄したのちに新たな服として提案していたという驚きエピソードも。
じゃあ一点モノということ?と、思いきや、服の構造は同じに、それに近い生地で量産していたというのです。(!)
彼女の登場で、ステラマッカートニーが牽引してきた”サスティナブル”とはまた一味違う、”マリーン・セルのサスティナブル”を示したと言えるでしょうね。
RaveReview
2016年に設立されたストックホルム発のブランド。
“廃棄物を出さない”というブランドの理念から、カーテンやブランケット、シーツなどの家庭で使われる日用品を使い、それを地元で調達したテキスタイルを組み合わせる、という面白いアイディアとデザインがいま大注目のブランドです。
“家庭の廃棄物をモードに生まれ変わらせる”とはまた新しい観点ですよね。
GUCCIが運営する”VAULT”というオンラインコンセプトストアでも取り扱われています。
後半でもまだまだご紹介..!
どうですか?
ブランドごとの様々な取り組みを知ることで、より魅力を感じた方も多いのではないでしょうか。
ここまでは前編です!後編でも、まだまだ魅力的なブランドをご紹介します!
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